韮崎市議会 2010-12-13 12月13日-02号
次に、米価下落、異常気象による減収対策について質問します。 ことしの夏の猛暑の影響とみられ、新米の品質低下は大半で起きています。粒が割れる、白濁する、粒が細るなどで、1等米比率が下がっています。藤井の農家では、すべて1等米にはならない。業者には買いたたかれ、大幅な減収、こんなことは今までで初めてと状況を訴えていました。
次に、米価下落、異常気象による減収対策について質問します。 ことしの夏の猛暑の影響とみられ、新米の品質低下は大半で起きています。粒が割れる、白濁する、粒が細るなどで、1等米比率が下がっています。藤井の農家では、すべて1等米にはならない。業者には買いたたかれ、大幅な減収、こんなことは今までで初めてと状況を訴えていました。
このため、10月には、全国農業協同組合中央会が米価下落の対応策として、国に対し棚上げ備蓄米の前倒し買い上げの要望を行っており、現在、国において検討されているところであります。
しかし、同時に、米価下落、減反強化も予想どおりとなり、先般、農水省より来年度の減反面積が発表されました。それはことしより5万ヘクタール増しの、さらに豊作時には作柄に応じて生産調整に切りかえる5万ヘクタールの需要調整水田が加わってのものです。国は今まで減反面積を増すたびに米価の下落防止のためだと言ってきました。このような政策で後継者が育つわけがありません。